ケトフルー(Keto Flu) について
ケトジェニックダイエットを始めると、人によってはカゼ(Flu)のような症状が出る場合があります。
これを通称 ケトフルー(Keto Flu) と呼びます。
もしケトジェニックダイエットを始めて、
なんだか体調がすぐれないな。。。と思った方は
この章を読んで、焦らず、ゆっくり新しい食事法に慣れていきましょう。
<ケトフルー(Keto Flu)の主な症状>
頭痛
吐き気、胸焼け
だるさ
めまい
力が出ない
こう読むとちょっと怖いですよね・・
1週間ほど経つと急に慣れてしまうのですが、最初がかなり辛いために挫折してしまう人もいます。
筆者は症状が早く、始めて2~3日はちょっとふらふらして、食後に心臓がどきどきしたことがあります。
(どきどきは、チーズやバターなど、油分が多めの食事にまだ慣れていなかったこともあると思います。)
症状が出たら、まずは
塩分と電解質をとにかくたくさんとりましょう。とにかくこれが大事です。
日本人にオススメなのは、ダシ、味噌汁、コンソメなどで補給する方法です。
温かいものを飲むとホッとしますし、頭痛も和らぎますよね。
塩分を怖がらずに、たくさんとってください。
ただ、やめてほしいのは、塩水をごくごく飲むこと。
これは昔から下剤などに使われていますので、下痢をしたり吐いたりします。
スープや食事を通して塩分を補給してください。
水分もかなり大切です。
特にダイエットを始めた最初の数週間は、
どんどん水が体内から抜けていきます。(なので体重もわりかし減りやすいです)
水を体内に溜めやすい炭水化物が体から抜けるためだそうです。
お水は通常1日に1.5~2リットル飲みましょうと言われていますが、
ケトジェニックダイエットではもっと飲むことをおすすめします。
筆者も3~4リットルはザラに飲めます!
水だけでは辛い場合は、コーヒー、紅茶、ダイエット系のソフトドリンクを活用しましょう。
甘いもの、ごはんが食べたい!
・・・さらに、症状というわけではないですが、
どーしても甘いものやごはんが食べたくてしょうがなくなる人もいると思います。
ダイエットとはいえ、続かなければ意味がありません。
筆者は、体が新しい食事法に慣れるまでは、
カロリーを気にせずに食べてみるのもアリだと思います。
「ケトジェニックダイエットとは?ケトーシスとは?」にも書いたように、
摂取する炭水化物の量が減ることで、血糖値が下がり、インスリンの急上昇もなくなり、だんだんとお腹が減らなくなります。
これを期待して、最初の1週間は好きなときに好きなだけ、チーズやハム、ギリシャヨーグルトやナッツなど、
ケトジェニックダイエットと相性の良い食物をたくさん食べてもいいかなと思います。
特に高脂肪のものを食べると、お腹がいっぱいになるというか、満足したな~と感じやすいです。
でも炭水化物量はちゃんと計測してくださいね!
「今日はちょっと炭水化物がオーバーしちゃったな」、「今日はあとコレくらい食べれるな」など、
自分の体と、食事と、栄養の管理をする習慣も身につけましょう。
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